講演会 健康寿命を延ばすために
健康上の問題で日常生活に制限がなく生活できる期間を意味する「健康寿命」。2000年にWHO(世界保健機関)が提唱し、年を重ね健やかに過ごすためには、健康寿命の延伸が重要との認識が今日では周知されています。
そんな健康寿命を脅かすものとして、骨折、関節・筋肉などの運動器障害、認知症といったものに加え、「生活習慣病」が挙げられます。
高血圧症、糖尿病、脂質異常症、がん等が、生活習慣病の代表的なものとなりますが、これらの病気は発症しても自覚症状に乏しいものが多く、知らない間に症状が進行してしまうケースが少なくありません。そのようなことから、生活習慣病の予防や早期発見・治療を実現し、健康寿命を延伸するためには、「健康診断」や「がん検診」の定期的な受診が不可欠となります。
そんな健康寿命を延ばすための術をテーマとして、企業で労働関係を担当されている方に、先日講話をさせてもらいました。健診や検診の受診など現役世代の今から取り組めることに、是非取り組んでいただきたいと願っています。