講演・セミナー詳細
70.3%
病気やケガなどで命の危機に直面した際、医療やケアを自分で決めることができなかった、あるいは自分の希望を身近な人に伝えることができなかった人の割合です。アメリカの研究となりますが、私たちが暮らす日本においても、決して他人事ではありません。
そんなもしもの時に備える第一歩が、「人生会議(ACP)」を始めることです。自分の考えや思いを整理したり、大切な人と話し合ったりすることによって、自分らしい未来への準備ができます。
本講演・セミナーでは、数多くの看取りを支えてきた経験と知識をもとに、人生会議(ACP)の大切さや実際の進め方をお伝えします。また、人工呼吸器や胃ろうといった医療措置を、具体例も交えて分かりやすく説明し、将来の選択を考えるヒントとして提供します。
なお、人生会議(ACP)に加え、自分の死を紙上体験する「死の疑似体験ワーク」、大切な人との別れがもたらす喪失体験を支える「グリーフケア」を講話内容に含めたり、単独の演題とすることも可能です。
こんなことが学べます
人生会議の具体的な進め方をマスター
いつ始めて、どんなことを考えれば良いのかなど人生会議(ACP)の具体的なやり方を学べる。
選択を迫られる医療措置の実際を理解
「胃ろう」「人工呼吸器」などの実情を知り、将来の選択の参考とすることができる。
死の疑似体験・グリーフケアも体得
ご希望により、死を紙上体験する死の疑似体験、死別の悲嘆を癒すグリーフケアも体験・習得。
対象
- 市民の皆さん
- 人生会議(ACP)や終末期の医療をテーマとした講演会・セミナー
- 企業・団体、教育機関の研修
講師紹介
堀 エリカ
ほり えりか
看護師・救急救命士 ・医療コーディネーター
プロフィール
看護師として、首都圏の公立・大学・民間の各病院(脳神経外科/内科・外科・ICU・ER・精神科)に十数年にわたり勤務。
イギリス留学(心理学専攻)を経て、医療コーディネーターとして独立。患者さんやご家族に「医療相談サポート」を提供するとともに、教育機関や講演・セミナーでの講師活動にも力を注ぐ。
数多くの看取りの経験をもとに、人生会議、死の疑似体験ワークやグリーフケアを講話テーマの一つとしている。
お気軽にご相談ください
- 主催者様に開催意図やご意向などをお伺いしたうえで、聴講者の皆さんに知識や知恵の“お土産”をお持ち帰りいただける講演会・セミナーとなるよう努めています。
- 人生会議において自分自身で考える必要がある部分を、聴講者の皆さんにワーク形式で取り組んでもらうスタイルも用意しております。
- ご希望により、死の疑似体験ワーク、グリーフケアを講話内容に含めたり、独立した演題とすることも可能です。