講演会

先日、私が兼任講師を務める立教セカンドステージ大学の修了生有志が主催した講演会に講師として登壇しました。

演題は”健やかな心身を育むヒント”

演題

健康というと病気や怪我をしていないこととのイメージを持つ方が多いかもしれませんが、WHO(世界保健機関)では「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあること(公益社団法人日本WHO協会より引用)」と広く捉えています。

私もこのWHOの健康観に大いに共感するところがあり、今回の講演会でも、身体の状態を良好に保つために心掛けたい生活習慣や医療機関との付き合い方、日々の生活の中でこころの安寧を保つコツ、当日の講演会参加もその1つである社会との繋がりの大切さを、医療者と教育者の双方の視点からお話ししました。

そして最後に、大学の講義の際にも伝えた、健やかなうちに自身の最期を考えておくことの重要性に改めて言及すると、参加者の皆さんは納得顔。私の講義内容をしっかりと覚えてくれることを伺い知ることができ、何とも嬉しい瞬間でした。

堀 エリカ