メディア出演 タスク・シフト/シェア

年次有給休暇を確実に取得できるようにする”時季指定”、正社員と非正規雇用労働者との間の不合理な待遇差を禁ずる”同一労働一賃金”などの制度に代表される、働く人が各自の事情に合わせて、多様で柔軟な働き方を選択できるようにする「働き方改革」。

来年2024年4月、勤務医への時間外労働の上限規制が適用されるのに伴い、医療機関においても新たな取り組みが行われています。その一つに数えられるものが、これまで医師が担っていた業務を他職種の医療者に移行させたり協同して行う”タスク・シフト/シェア”。

そんなタスク・シフト/シェアにおいて、看護師が診療の補助を行う「特定行為」というものがあります。研修を修了した看護師が、医師によって予め作成された手順書に基づき、患者さんの状態変化に合わせ処置や治療を行います。38の行為が定められていて、看護師による適時対応が患者さんの状態回復や医師の負担軽減に繋がる一方、そもそも看護師も業務が多忙であるため、輪をかけて忙しくなってしまう可能性も……。

そのような特定行為を巡る現状含め、医療現場のタスク・シフト/シェアをテーマに、先日コメンテーターとしてテレビ番組に出演し、お話をさせてもらいました。医師、医師以外の医療者、そして患者さん、それぞれにとってより良い方向に進むよう、微力ながら私にできることを今後も取り組んでいこうと思っています。

タスク・シフト/シェア

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