医療現場の今昔
携帯型通信機器が、ポケットベル → 携帯電話 → スマートフォンへとその主流が変化したように、医療の世界でも時代の変遷とともに変わっていくものがあります。
例えば「ナースキャップ」。看護師といえば、「白衣」と並んで「ナースキャップ」が、そのシンボルでした。しかし最近、ナースキャップを着けた看護師を見かける機会がほとんどないと思いませんか?
実は、点滴のラインや病室のカーテンに触れて危険であったり、院内感染の感染源になる恐れがあったりとの理由から、ナースキャップの着用を控えるようになったのです。
このようなナースキャップの事例はじめ医療現場の今昔を、先日フジテレビ系列で放送された「フルタチさん」にコメンテーターとして出演し、話をさせてもらいました。
医療に対し、取っ付きにくいイメージを抱いている人は少なくありません。そうした人にも、今回のような切り口はじめアプローチを工夫することによって、医療に関心を持ってもらえるよう取り組むことが、私の大切なタスクの1つと考えています。
(番組出演映像より)
堀 エリカ