2023年度終了 立教セカンドステージ大学
昨年9月に2023年度の秋学期がスタートした立教セカンドステージ大学。
私が講師を務める「現在(いま)を生きるための健生学」の授業は、この3年間実施していたオンライン配信は行わず、教室での対面形式のみで行いました。
授業は大きく分けると、
1,心身状態の把握と調整
日本肝臓学会が、30U/Lを超えたらかかりつけ医を受診するよう呼びかけた「ALT」などの健康診断の項目や数値の見方など
2,医療への理解と主体的な受け方
患者さんやそのご家族になった場合に、医療従事者と円滑なコミュニケーションを図るための工夫など
3,人生の最終章である「死」についての理解
自分にとって大切なものを12選択したうえで、手放す作業を行う「死の疑似体験ワーク」など
の3つのブロックで構成。
それぞれの専門分野で活動する複数のゲスト講師の方にも登壇してもらいましたが、「この授業を受講している皆さんは医療リテラシーが高いので、教えることがないですね」と講師サイドが舌を巻く場面も。
そんな向学心の高い学生の皆さん、ゲスト講師の方、また事務務局のスタッフの皆さんの協力のお陰で、全13回の授業を先日無事終えることができました。講師である私にとっても刺激となる時間を共有させてもらったことに感謝するとともに、3月の修了式までの時間が、学生の皆さんにとって充実したものとなるよう願っております。