ヘルプマーク
皆さんは、赤地に白の十字とハートがデザインされたステッカーや樹脂製のカードを見かけたことありませんか?
このマーク、ヘルプマークと呼ばれるものです。
内臓の機能に障害のある方や難病の方、義足や人工関節を使用している方、あるいは妊娠初期の方など、外見からはわかりづらいものの、援助や配慮を必要としている人がサポートを得やすくなうようにと東京都が開発しました。
カバンやリュックサックにカードを身に付けている人を見かけたことがあるという人もいるのではないでしょうか。
新薬はじめ今日の医療の発展は目覚ましいものがあり、たとえ病気になったとしても、完治したり、治療を継続しながら、日常生活を支障なく送れるケースが増えてきました。
他方、今なお有効な治療方法が確立されていない病気が数多く存在したり、一見健康そうに見えるものの、立っていることや歩くことさえツラいとう症状を持つ患者さんも少なくありません。
東京都以外でもヘルプマークを導入する自治体が現れてきましたが、まだまだ限られているというのが現状です。
一日も早く日本全国に、この赤地に白の十字とハートのマークが普及することが望まれます。
堀 エリカ