講演会 野菜摂取量の目標値
西日本が記録的な速さで梅雨明けするなど、日本各地で既に夏が到来した感がある今日この頃。連日の暑さに「食欲がなくて……」という人も少なくないと思います。そんな人にお勧めなのが「夏野菜」。レタス、トマト、きゅうり、なす、ピーマンなど瑞々しい野菜が名を連ねます。
旬を迎えたものはじめ、ビタミン、ミネラル、食物繊維などの栄養素が豊富に含まれる野菜は、私たちの身体にとって欠かすことができないものの一つに数えられます。
昨年11月に公表された「国民健康・栄養調査(厚生労働省)」によると、20歳以上の野菜摂取量(1日あたり)の平均値は「256.0 g」。健康を維持・増進したり、病気を予防するための目標値は「350g以上」となっているため、約100g少ない状況にあります。
目標値の350gですが、生野菜だと両手で3杯分、加熱したものだと片手で3杯分が凡その目安となります。
そのような野菜の摂取量を含む食事面をはじめ、健康寿命を延ばすための秘訣をテーマに、先日講話をさせてもらいました。日々の習慣の積み重ねが大切となりますので、聴講して下さった皆さんはぜひ実践してもらえればと願っております。