糖尿病

血液中のブドウ糖の値が高くなる病気「糖尿病」。

血管が硬くなり、血液が詰まりやすくなる動脈硬化を引き起こし、脳血管障害や虚血性心疾患へと繋がる恐れがあります。また、視力が低下し失明に至る網膜症、腎臓機能の低下により人工透析が必要となる腎症、手足の知覚神経に障害が生じ足の組織が死んでしまうケースもある神経障害の3大合併症も引き起こします。

平成29年に発表された「平成28年 国民健康・栄養調査」によると、「糖尿病が強く疑われる者」は約1000万人、「糖尿病の可能性を否定できない者」も約1000万人と、今や糖尿病は国民病と言っても過言ではありません。

初期の症状としては、喉の渇き、多飲、多尿などが代表的なものとして挙げられますが、自覚症状がなく気づかない場合も・・・。

そんなことから、糖尿病の早期発見・治療のためには、健康診断をしっかり受けることが大切であると、今月登壇したセミナーでお話しをさせてもらいました。健康診断では、よく知られている血糖値に加え、過去1~2カ月の血糖値を反映するHbA1c(ヘモグロビン・エーワンシー)を血液検査によって調べることについて解説すると、聴講者の皆さんは興味深い様子で耳を傾けてくれました。

糖尿病から自分の身体を守るために、職場や地域の健康診断を定期的に受診するよう心掛けましょう。

HbA1c

当日のスライドより

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