リレー・フォー・ライフ・ジャパン 2014 川越

去る9月13、14日、埼玉県川越市の川越水上公園で、「リレー・フォー・ライフ・ジャパン 2014 川越」が開催されました。

リレー・フォー・ライフは、公園やグランドを会場として、がん患者さんやがん経験者さん、そのご家族、医療者などの支援者が、夜通し交代で歩く=リレーウォークを行うチャリティーイベント。 日本各地はもとより世界各国で開催されています。

堀は、14日に「穏やかな最期を迎えるための看取り」というテーマのもと、特設テントを会場としたスモールセミナーで講師を務めさせてもらいました。

自分の大切な人に自分らしい最期を迎えてもらうには、普段からその人がどのような最期を迎えたいと願っているかについて共有すること、すなわち話し合うことが大切であると堀は語りかけました。更にその願いを叶え、穏やかな最期を迎えられるよう、たとえばエンディングノートやリビングウィルを記してもらうなど、日頃の準備が欠かせないと助言。

初秋の青空の下、お集まりいただいた参加者の皆さんは、堀の話に熱心に耳を傾けてくれていました。

リレー・フォー・ライフ・ジャパン 2014 川越

堀からのメッセージ

昨年は台風の襲来のため、中止を余儀なくされたスモールセミナー。今年は天気に恵まれ、無事お話しすることができたので、ホッとしました。

家族など身近な人と死について話すことは、気が引けてしまう面もあるかもしれませんが、私たち1人1人の人生は死によって終焉を迎えます。ですからその最期の瞬間をどのように迎えるかについて明確にし共有することは、自分らしい人生を全うするうえで決して欠かすことができないのです。

自分自身や大切な人が自分らしい最期を迎えることができるよう、死について語る時間をぜひ持つようにして下さい。

堀 エリカ

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