介護従事者向けセミナー

医療機関や介護施設、企業、学校など多くの組織が、この4月に新年度を迎えました。新しい仲間が加わり職場や学校の雰囲気が華やいだり、今まで以上に活気があるというところも少なくないと思います

そんな新年度の始まりには、フレッシュマンや入職○年目の人などを対象とした研修会やセミナーが数多く開催されます。代表の堀も先日、全国の介護の現場で活躍するケア従事者の方を対象とした研修会で、講師を務めさせてもらいました。

今回堀がテーマとして取り上げたのは「ケアコミュニケーション」。良質なケアを実現するためには、ケア従事者が患者さんや利用者さんへの”理解”と”共感”を深め、それぞれの症状や状態に合ったケアを提供することが求められます。そこで鍵を握るのがケアコミュニケーションです。

ケアコミュニケーションの聴き手として心掛けるべき傾聴の仕方、話し手として気を付けたい言語・非言語コミュニケーションなどについて、堀はケースを交えながら解説しました。

参加者の皆さんが堀はじめ講師の言葉を一言も聴き漏らすまいと、集中して耳を傾けている様子が印象的でした。

スライド

堀からのメッセージ

研修会に参加した皆さん、お疲れさまでした。全国津々浦々からご参加いただいたので、移動に時間を要しお疲れになられた方もおられたことと思います。

研修会の中でお話ししましたが、ケアコミュニケーションはケアにおける基礎部分にあたるからこそ、確かな能力を身につけることが望まれます。

幾つかの傾聴スキルはじめ、皆さんが普段のケアの中で無意識に実践されているものもあったと思います。ぜひこの機会に学んだことをスタッフの皆さんと共有し、より良いケアの実現に活かして下さい。

堀 エリカ